植栽に彩りを|展示場のニオイシュロランが見頃を迎えました
2025.05.12
最近、展示場に足を運んでくださったお客様のあいだで、ある植物がひそかに話題になっています。
それは、展示場の入口付近に植えられている一本の植栽です。
さりげなく配置されている「ニオイシュロラン」が、お客様の目を引いています。
これまでもシャープでスタイリッシュな葉姿で、十分に存在感を放っていました。
そして最近、ぐんと成長し、ついに花を咲かせてくれました。
普段は主張しすぎず、けれど確実に空間を引き締めてくれる名脇役。
そんなニオイシュロランが、花を咲かせることで一気に主役級の存在感を発揮し始めています。
今回は、この魅力的な植物について、展示場での様子も交えながらご紹介いたします。
ニオイシュロランとは?外構に人気の理由
ニオイシュロランは、ニュージーランド原産の多年草です。
「ニューサイラン」や「フォルミウム」と呼ばれることもあります。
細くてしなやかな剣状の葉が放射状に広がる姿は、とても美しく印象的です。
そのたたずまいは、どこかモダンで洗練された雰囲気を演出してくれます。
カラーにもバリエーションがあり、定番のグリーンのほかに赤銅色や紫がかったものもあります。
さらに、斑入りのタイプなどもあり、選ぶ種類によって印象が大きく変わります。
特に、シンプルモダンな住宅との相性がとても良い植物です。
外構全体をグッと引き締めてくれるため、デザイン性を重視する方におすすめの植栽です。
また、乾燥や暑さに強いため、丈夫で育てやすいのも魅力のひとつです。
比較的手間がかからないので、忙しい方にもおすすめできます。
剪定の必要もほとんどなく、古い葉を根元から取り除くだけで、美しい状態を保てます。
花が咲くとさらに魅力的に
ニオイシュロランは、葉の美しさが注目されがちですが、実は花も咲きます。
展示場では、植えてから2年目になる株が、最近になって花茎をぐんと伸ばし始めました。
その先には、やさしい雰囲気の白い花がふんわりと咲いています。
シュッと立ち上がる花茎に、小さな花が連なるように咲く姿はとても繊細です。
シンプルな葉とのコントラストも相まって、ひときわ印象的に映ります。
季節感のある演出ができる点でも、花の咲くタイミングは見逃せません。
外構に取り入れた場合、年間を通して美しい葉を楽しむことができます。
さらに、花が咲くなど思いがけない季節の変化を感じられるのも魅力です。
そうした変化が、日々の暮らしの中に小さな喜びをもたらしてくれるはずです。
展示場での見せ方と外構との相性
現在展示場では、白い建物を背景に、あえてシンプルに単植しています。
そのため、白い壁を背景にすることで、ニオイシュロランの深い緑がいっそう際立ちます。
シンプルな色合いの中で、植栽の持つ美しさがより引き立っています。
また、アプローチ部分から見える位置に植えているため、視線が自然と向かいます。
来場されたお客様にとって、最初に目に入る植栽のひとつとなっています。
「これは何の植物ですか?」と質問されることも多く、そのたびにスタッフがうれしそうにご説明しています。
外構の計画では、どうしても門柱や駐車スペースなどの機能面に意識が向きがちです。
しかし、植栽の力をうまく取り入れることで、空間全体の完成度は大きく向上します。
緑が加わるだけで、印象や雰囲気がぐっと柔らかくなります。
特に、ニオイシュロランのように省スペースでも映える植物は、取り入れやすくておすすめです。
まとめ
自然の変化が楽しめる展示場へぜひお越しください
ニオイシュロランは、外構のアクセントとして活躍してくれる植物です。
それだけでなく、育てる楽しみや季節の移ろいも感じさせてくれます。
展示場では、グランドアートウォールとの調和を大切にしています。
さらに、アプローチとのバランスにも配慮しながら、植栽の魅力が際立つように工夫を凝らしています。
写真やカタログでは伝わりにくい植物の表情や質感を、ぜひ現地でご覧いただければと思います。
実際の施工イメージを通して、「我が家に取り入れたらどうなるか」を想像していただけるはずです。
季節ごとに異なる表情を見せる植栽や、外構デザインの最新事例をご覧になりたい方は、ぜひ展示場へご来場ください。
スタッフ一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
詳しい施工事例は、こちらのページをご覧ください。
https://groundartwall-nagoya.jp/work/