外構工事って何をするの?基礎からわかる完全ガイド
2025.05.10
家づくりを考えるとき、建物本体に意識が集中しがちですが、実は「外構工事」も非常に重要な要素です。
とはいえ、「そもそも外構って何をするの?」「どこまでが外構工事なの?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、外構工事が初めての方でも安心して進められるように内容をまとめました。
外構工事の基本や主な工程、そしてその流れについて、わかりやすくご紹介します。
外構工事とは?
まず外構工事とは、建物の外まわりを整える工事のことを指します。
たとえば、門柱やフェンス、アプローチ、カーポート、庭などがそれに含まれます。
つまり、建物の外にある構造物や設備全体が対象になります。
そして、住宅の第一印象を決めるだけでなく、暮らしやすさや安全性にも大きく関わるのが外構なのです。
そのため、後回しにせず早めの計画が必要になります。
外構工事で行う主な内容
外構工事と一口に言っても、その範囲は多岐にわたります。
そこで、以下では、主な工事項目をひとつずつ簡単に見ていきましょう。
門柱・門扉の設置
まず、玄関まわりの印象を決めるのが門柱や門扉です。
インターホンや表札、ポストなども組み込まれるため、デザイン性だけでなく機能性も求められます。
フェンス・塀の設置
また、隣地との境界を仕切るだけでなく、プライバシー保護や防犯対策の役割も果たします。
そのため、高さや素材、視線の抜け方など、設置場所に応じた工夫が必要です。
駐車スペースの整備
さらに、車の出し入れがスムーズにできるよう、コンクリート打設や土間仕上げ、カーポートの設置を行います。
限られた敷地を有効活用するためのプランニングが大切です。
アプローチの施工
そして、玄関までの動線をデザインするのがアプローチです。
滑りにくさや歩きやすさを意識しながら、見た目も美しく仕上げることで、来客時の印象も良くなります。
植栽・照明
最後に、緑を取り入れることで、外構全体にやわらかさが加わります。
また、照明を設けることで夜間の安心感や防犯性、演出効果も高まります。
外構工事の流れ
では実際に外構工事を進めるには、どのような流れになるのでしょうか。
おおまかには次のようなステップで進行します。
理想のイメージを固める
まず、SNSや施工事例を参考にして、好みのテイストや必要な設備をリストアップします。
業者に相談・現地調査
そして、土地の状況や建物とのバランスを見ながら、要望をヒアリングしてもらいます。
プラン提案・見積もり
その後、デザインと予算に合わせた提案がされます。不明点は必ず確認しておきましょう。
契約・工事開始
内容に納得できたら契約を結び、工事がスタートします。
工事完了・最終チェック
最後に、図面通りに仕上がっているか、使い勝手に問題がないかを一緒に確認します。
外構工事で注意したいこと
工事を進めるうえで、以下の点に注意することをおすすめします。
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まず、建物完成後の工事は、資材の搬入が難しくなることもあるため、できるだけ早めに計画する
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また、工期中は騒音や車両の出入りがあるため、ご近所への配慮も必要
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さらに、雨天や予期せぬ事情で工期が延びる可能性もあるため、スケジュールに余裕を持たせておく
まとめ
外構工事は、見た目の印象を左右するだけでなく、毎日の暮らしを快適にする大切な工事です。
門柱・フェンス・駐車場・アプローチ・植栽など、多くの要素をトータルで考えることが求められます。
建物だけでなく、外構も含めて住まいを考えることが大切です。
それこそが、本当の意味での「家づくり」といえるのではないでしょうか。
当社では、これまでに9,000件以上の外構工事を手がけてきた実績があります。
暮らしやすさとデザイン性の両立を考えたご提案をしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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