洗練された住まいを彩るハイグレードな外構事例集

2025.06.18

住まいの印象は、外構で決まる ─
そう言っても過言ではありません。なぜなら、外構は住まいの「顔」であり、訪れる人に最初の印象を与えるからです。

とくに近年では、住宅本体のデザインにこだわる方が増え、それに合わせたハイグレードな外構のニーズも高まっています。
高品質な素材を使用し、機能性と美しさを兼ね備えた外構は、住まい全体をワンランク上の空間へと引き上げてくれます。

そこで今回は、実際に採用されたハイグレードな外構の事例をもとに、その魅力と工夫をご紹介します。

事例①｜重厚感と存在感を放つクローズ外構

まずご紹介するのは、モダンな邸宅に採用されたクローズスタイルの外構事例です。
建物のファサードを活かすため、門まわりと塀にはグランドアートウォールを使用。

立体感のあるライン貼りが、外構に高級感と陰影を与えています。

シャッターゲートは電動式を採用し、門扉から駐車スペースまで一体感のある設計に。
しかも、夜間には足元に仕込んだラインライトが控えめに光り、落ち着きのある上質な雰囲気を演出します。

門柱には天然石を貼り、表札とインターホンをビルトインで収納。
さらに、宅配ボックス付きの機能門柱を採用することで、利便性も高めています。

外からの視線をしっかり遮りつつも、閉塞感を感じさせない工夫が随所に施された事例です。

続いては、白い外壁が美しい邸宅に合わせたリゾートテイストのセミクローズ外構です。
建物のカラーと合わせて、塀や門柱も明るいトーンで統一。
柔らかな曲線を活かした門まわりのデザインが、訪れる人をやさしく迎え入れてくれます。

カーポートはフラットな屋根のタイプを選定し、スタイリッシュな印象に。
屋根材には光を透過する素材を使用し、日中の明るさも確保しました。

また、アプローチにはテラコッタタイルを敷き、軽やかで温かみのある足元を演出。
両脇にはシマトネリコやオリーブなどの植栽を配置し、緑の揺らぎが癒しをもたらします。

照明には、あえてやわらかい電球色を選び、ナイトシーンではまるで海外リゾートのような雰囲気に変化します。

3つ目の事例は、グレー×ブラックの外観に合わせたシンプルモダンな外構デザインです。
「引き算の美学」を取り入れ、直線で構成された空間は、どこかホテルライクな印象を与えます。

門扉やフェンスには、縦格子のアルミ素材を採用。
目隠し効果を保ちつつ、抜け感も演出できる優れたアイテムです。

床面にはコンクリートの洗い出し仕上げを採用し、素材感の違いで表情を持たせています。
また、白玉砂利とのコントラストで、空間全体を引き締めています。

照明はスポットライトとフットライトを組み合わせて、空間の立体感を際立たせました。
過度な装飾を避け、機能性と上質感を両立させた洗練の事例です。

ここまで3つの事例をご紹介しましたが、それぞれに共通しているポイントがあります。
それは、素材・照明・動線・統一感です。

天然石、タイル、グランドアートウォール、アルミ鋳物など。
素材の質感がそのまま住まいの印象に直結します。

しかも、耐久性やメンテナンス性も考慮することで、長く美しい状態を維持できます。

光の当て方一つで、空間は劇的に変わります。

夜間の安全性を確保しながら、陰影を活かしてデザインを引き立てることができます。

おしゃれなだけでは意味がありません。

たとえば、駐車のしやすさやアプローチの歩きやすさなど、日常の動作を快適にする設計が不可欠です。

建物と外構、それぞれが主張しすぎないようにバランスをとることが重要です。

色味・形・素材感に統一感を持たせることで、全体の完成度が高まります。

外構は単なる装飾ではなく、暮らしの質を支える大切な要素です。
とくにハイグレードな外構は、住まいそのものの価値を引き上げ、所有する喜びや誇りを感じさせてくれます。

「せっかく建てた家だから、外構にもこだわりたい」
そんな方にこそ、今回ご紹介した事例を参考にしていただければと思います。

私たちは、これまでに9,000件以上の施工実績を活かし、お客様にとって最適な高品質外構をご提案しています。
名古屋エリアを中心に、洗練された住まいづくりをお手伝いしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。