新築外構工事のプランニング事例紹介|暮らしやすさとデザインを両立するために
2025.05.05
新築住宅の工事では、建物本体に意識が向きがちです。
ですが、外構も住まいの印象や暮らしやすさに関わる重要な部分です。
とはいえ、「外構って何から考えればいいの?」と不安に思う方も多いはずです。
そこで今回は、新築外構の進め方と実例をわかりやすくご紹介します。
なぜ新築時の外構プランが重要なのか?
新築外構では、住まいとの統一感や将来の使い勝手を見据えた計画が求められます。
たとえば、家の外観とマッチした門柱やフェンスを選ぶことはもちろん大切です。
さらに、日々の動線に合わせた駐車スペースやアプローチの配置なども含めて、考えるべき要素は意外と多いものです。
しかも、住み始めてから「もっとこうすればよかった…」と気づくことも少なくありません。
だからこそ、建物の設計段階から外構も並行してプランニングしておくことが非常に重要なのです。
よくある課題とプランニングのヒント
新築外構における課題として、よく挙げられるのが以下の3つです。
1. 駐車場の広さと配置
車の台数はもちろん、来客用スペースや将来の買い替えも見据えて計画する必要があります。
また、動線がスムーズかどうかもポイントです。
2. プライバシーと開放感のバランス
道路や隣地からの視線を遮るフェンスや壁は、必要な高さとデザインをよく検討しましょう。
完全に閉じると圧迫感が出るため、部分的に目隠しする工夫も大切です。
3. 予算配分の難しさ
家づくりに費用がかかる分、外構の予算が後回しになりがちです。
しかし、外構も生活に直結する大事な要素ですので、優先順位を明確にしながら調整することが大切です。
外構プランニングの基本的な流れ
それでは、実際の新築外構プランニングの流れを見てみましょう。
1. 理想のイメージを共有
まずは「どんな暮らし方をしたいか」を言葉にしてみることが大切です。
たとえば、「ナチュラルな雰囲気にしたい」「モダンでかっこよく仕上げたい」「ペットが遊べる庭にしたい」といったイメージを挙げてみましょう。
そして、どのような暮らし方をしたいのかを考えながら、優先順位も整理していきます。
そのうえで、全体のスタイルやデザインの方向性を少しずつ明確にしていくことが大切です。
2. 現地確認とヒアリング
次に、敷地の状況をしっかりと確認します。
高低差や日当たり、隣地との距離などを把握したうえで、希望をすり合わせていきます。
3. 図面とパースでイメージを形に
ヒアリング内容をもとに、図面や3Dパースで具体的なイメージを共有します。
ここで細かな部分まで詰めていくことで、完成後のイメージ違いを防げます。
4. 見積もりと調整
プランが固まったら見積もりを作成します。
予算に合わせて素材や仕様の見直しも行いながら、最適な形を探していきます。
実際のプランニング事例紹介
事例1|限られた敷地で実現した機能的な外構
駐車スペースが限られている敷地でしたが、それでも斜め配置を取り入れることでレイアウトにゆとりを持たせました。
さらに、奥行きの使い方にも工夫を重ねました。
その結果、2台分の車をゆったりと停められるプランを実現しました。
アプローチには石貼りを取り入れ、機能性だけでなくデザイン性も両立しています。
事例2|グランドアートウォールを活かしたプライベート空間
隣地との境界にグランドアートウォールを採用。
高さとデザインの自由度を活かし、圧迫感を感じさせずにしっかりとプライバシーを確保しました。
庭ではお子さまが安心して遊べる空間が広がっています。
事例3|ウッドデッキと人工芝で家族のくつろぎ空間を
リビングからつながるウッドデッキに加え、庭には人工芝を敷設。
お子さまやペットが遊べるスペースとしてだけでなく、家族のリラックス空間としても活躍しています。
外構と生活空間の一体感を意識したプランが、ご好評をいただきました。
まとめ
理想の暮らしは外構から始まります
新築外構は、住まいの第一印象を左右するだけでなく、日々の快適な暮らしを支える重要な要素です。
だからこそ、建物と同じように「使いやすさ」や「暮らしやすさ」を意識して、丁寧にプランニングしていくことが大切です。
私たちはこれまでに9,000件以上の施工実績をもとに、お客様一人ひとりに合った外構プランをご提案してまいりました。
「何から始めればいいか分からない」「イメージを形にしてほしい」
そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。
理想の住まいを、外構から一緒につくっていきましょう。
詳しい施工事例は、こちらのページをご覧ください。
https://groundartwall-nagoya.jp/work/